わたしは昭和52年生まれ(1977年)。
平成元年(1989年)当時,12歳。
人生の4分の3を「平成」という時代の下で生きてきました。
【目次】
【西暦に統一した方がよい?】
「和暦と西暦が混在するのは面倒。西暦に統一してしまえばいい」という議論があります。
わたしは賛成で,反対です。
合理性のみ追求するなら西暦に統一した方が絶対に便利。
しかし,過去の時代を区切って振り返るとき,和暦元号は有効と思うのです。
たとえば,明治,大正,昭和という元号を聞いた時,なんとなく共通する「イメージ」がないでしょうか。
そのイメージの詳細は人により異なりますが,過去を総括して未来へ進もうとするとき,和暦元号の「区切り」は役に立つと思うのです。
ちなみに,欧米圏で和暦の区切りに相当するものは「decade」。
向こうでは,10年区切りで歴史を振り返ります。
【平成は失われた時代?】
しばしば,平成は「失われた時代」「没落の時代」という意見を聞きます。
本当にそうなのでしょうか?
人生の4分の3を「平成」という時代の下で生きてきたわたしは,その生き様を否定されるようでおもしろくありません!(笑)
たしかに,わたしは団塊ジュニア世代。
中学時代にバブル崩壊を迎え,センター試験の受験者数が過去最高を記録し,超就職氷河期で苦労しました。
しかし,「平成はこういう時代だった」という振り返りくらい,個人が好きなように意味づけしてよいのではないでしょうか?
【わたしの平成の歩み】
わたしの平成の歩み=自分史を,5年区切りで振り返ってみました。
・平成元年(1989年)
中学1年。よく学び,よく動き(部活),よく眠る(毎日8時間)日々。
・平成5年(1993年)
高校2年。医学部を志すも,びっくりするほど数学,化学が苦手で断念し文系を選択。
・平成10年(1998年)
大学3年。サークル活動(バドミントン)と飲み会に打ち込む。就活開始。
・平成15年(2003年)
社会人4年目。退職して実家へ戻る。転職活動を行うも全滅。
・平成20年(2008年)
転職4年目。結婚。多忙な職場へ異動してつらい日々。
・平成25年(2013年)
最恐,最狂,最凶と噂される上司の下で仕事に励む。第2子誕生。
・平成30年(2018年)
肺炎で人生初入院。ドローンやフルマラソンなどチャレンジの1年。
【まとめ】
たしかに,受験,就職,退職,転職,異動,結婚,出産など,人生の節目節目で「平成という時代」の影響は避けがたく,強烈に受けまくってきました。
しかし,時代の波に流される中で,よく学び,よく働き,よく遊び,自分なりに一生懸命生きてきたと思います。
「失われた時代」とか「没落の時代」とか,まるで大昔の他人事のように言いたいやつは勝手に言っとけ!(笑)
結局,「平成がどういう時代であったか?」の評価は,「次の時代」との比較によって決まると思います。
「平成は,さらなる飛躍を遂げるための良い時代だった!」と将来振り返れるよう,次の世代により良い社会を引き継いでいけるよう,時代を創っていきたいと思います。
あなたも,「自分の平成史」を振り返ってみてはいかがですか?
意外な発見があって,おもしろいですよ(^^)
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