早生まれのメリット,デメリット〜のんびりおおらかマイペース?〜

早生まれのメリット,デメリット

私は3月下旬生まれの「早生まれ」です。

 

毎年,誕生日が近づくと,「あと少し遅く生まれていれば,ひとつ下の学年だったのになあ……」と思います(笑)

 

40年以上生きてきてリアルに感じる「早生まれのメリット,デメリット」を紹介します!

【目次】

【早生まれのメリット,デメリット〜デメリット〜】

  • 小さい頃は心身の発達が同級生と比べて遅れ気味で,ついていくのが大変

  • 運動面や勉強面で同級生に劣り,苦手意識を持ち,ますます不得意になる可能性がある

  • 生まれ年(暦年)を言うと1つ下の学年に間違われ,説明がめんどうくさい(笑)

早生まれのメリット,デメリット〜メリット〜】

  • 同級生と比べて心身の発達が劣るぶん,早く追いつこうと適応力,吸収力が鍛えられる
  • 同級生についていけないこともあるため,孤独に強く,マイペースな感性が磨かれる
  • 同級生と比べて年を取るのが遅く,若い気分でいられる(笑)

早生まれのメリット,デメリット〜もし生まれ変われるなら〜】

もし,生まれ変われるなら!

3月生まれの悲哀をさんざん味わってきた身としては(笑),4月生まれがいいです!

 

早生まれでも,なんとかかんとか落ちこぼれずに過ごしてきたので,ひとつ下の学年だったらスーパースターになれたんじゃない?と妄想してしまいます(笑)

 

現実問題として,現代日本では勉強,運動などあらゆる面で,年度始まりの4〜6月生まれが有利と思います。

早生まれのメリット,デメリット〜乳幼児時代の小さい大きな差〜】

乳幼児時代の半年,1年の差は,心身の発達面で非常に大きなものがあります。

たとえば,ある年の4月に子どもたちにサッカーをさせます。

 

4月生まれの「満5歳のAくん」と,3月生まれの「満4歳1ヶ月のBくん」とでは,身体の大きさや運動神経の発達面で差があるのは当然です。

 

Aくんは,上手にプレーできて自信を持ち,さらに練習を重ねて上のクラスへ上がり,さらに上達する可能性が大きくなります。

 

一方のBくんは,うまくプレーできず,「自分はできない」と自信を失い,練習する意欲もわかず,停滞する可能性があります。

早生まれのメリット,デメリット〜才能と性格〜】

もちろん,例外もあります。

 

上記の例でいえば,Bくんにサッカーの才能があり,体は小さいのに上手な場合や,最初はうまくプレーできなかったけれど,負けず嫌いの性格で猛練習して上達するような場合です。

 

たしかに,「飛び抜けた才能」「負けず嫌いの性格」の持ち主の場合は,早生まれでも上達する可能性はあります。

 

が,逆にこうも考えられます。

「飛び抜けた才能」「負けず嫌いの性格」の持ち主が,4月生まれだったら最強ではないか?

早生まれのメリット,デメリット〜小さな成功体験の重要性〜】

さらにいうと,才能や性格は特に目立つものがない「ふつうの人」でも,4月生まれの人はその発達優位性を活かして「小さな成功体験」を収められます。

 

そして,「小さな成功体験」をモチベーションとして,さらなる成功へ向けて努力を積み重ねられる「正のスパイラル」にはまる可能性があります。

 

ところが,早生まれの「ふつうの人」は,こうはいきません。

 

心身の発達面で劣るため,よほど秀でた才能がないと,最初の「小さな成功体験」が困難。

「自分はあれもこれもできない」と「負のスパイラル」にはまる可能性があります。

早生まれのメリット,デメリット〜早期競争社会に消費されない〜】

こう書くと,「やっぱり,早生まれはデメリットばかりで,何もメリットがないじゃないか!」と思いますが,基本的にそのとおりです(笑)

 

ただ,それは「現代日本の競争社会ではアドバンテージを得にくい」だけで,「幸せになれない」わけではありません。

 

たとえば海外では,早生まれの子どもは1学年下を選択できる国もあります。

 

日本は才能の早期発見,早期教育がシステムとして整備され,そのレールに乗ることが奨励されますが,その人なりのゆっくりマイペースでも,幸せになることは十分できるはずです。

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早生まれのメリット,デメリット〜まとめ〜】

あくまで私見ですが,私をはじめ早生まれの人は,どこかのんびりボーっとした,おおらかでマイペースの人が多いような気がします。

 

それは,同世代との競争やキャッチアップを余儀なくされ,「遅く生まれた」という先天的なハンディのため,置いてきぼりをくらってきた疎外感や達観ゆえかもしれません。

 

ボーっと生きてんじゃねえよ!」とチコちゃんには怒られそうですが(笑),理不尽を受け流して生きのびる術として「ボーっとする」ことを身につけたのではないでしょうか。

 

「早生まれ」として,生まれてしまったものは仕方がありません。

カエルの子はカエル,なんと私の子どもも早生まれです!(苦笑)

 

人生100年社会。

 

のらりくらり,のんびりおおらかに,マイペースでボーっとしながら(笑),自分なり,子どもなりの幸せを追求していきたいと思います!

 

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