前田裕二さん「自己分析1000問」達成目前!そのコツを紹介!

前田裕二さん「自己分析1000問」達成目前!そのコツを紹介!

 2018年末に発売。

着々と売上を伸ばしているSHOWROOM社長・前田裕二さんの著書「メモの魔力」。

 

「メモの魔力」の巻末に紹介されている「自己分析1000問」に挑戦中で,この記事を書いている今日現在で,900問まで終わりました!

 

まもなく自己分析1000問を達成できそうなので,そのコツ,工夫を惜しみなく紹介します!

 

【目次】

【前田裕二さん「自己分析1000問」のコツ・その1=目的の明確化】

目的を明確にすることは大切です。

私の目的は,自分の大切な価値観,コンパス,情熱の根源を明確にすること。

 

就活した際は,100問くらい自己分析をやりましたが,「自分の価値観はこうだ!」と言語化できるほど徹底的には詰められませんでした。

 

就活から20年ほど経つうちに,価値観も変化します。

 

人間は,環境に影響を受ける生き物。

いや,影響を受けるどころか,環境こそが人間を形成します。

 

たえず変化し続ける環境のなかで,ブレずに「自分が大切にするもの」「自分が好きなもの」を追求し続けることこそ,幸せの必要条件でしょう。

 

しかし私は,「その時々の環境に流され,ブレブレで漂流してきたかも」との思いがありました。

 

そんなとき,前田裕二さんの「メモの魔力」と出会い,「今こそ,自分が大切にしているコンパス=価値観をはっきり見定めよう!」と,自己分析1000問をスタートしたのです。

前田裕二さん「自己分析1000問」のコツ・その2=目標期限の設定】

1日1問ペースなら約3年,1日3問ペースなら約1年,1日10問ペースなら3ヶ月少々で達成できます。

 

人によってかけられる時間は違うので,目標期限は自由に設定してよいでしょう。

 

ただ,私の感覚では1年は長すぎる!

状況の変化とともにモチベーションが低下して,挫折する可能性が高い。

 

「半年でもよいけど,2018年度内に終わらせたい!」と考え,「2019年1月中旬にスタートし,3月末までの2ヶ月で終わらせよう!」と目標期限を定めました。

 

とはいえ,作業量が見えない状態で,目標期限は決めかねるもの。

 

どれくらいの時間・手間がかかるのか,実際に1020問くらいやってみてから期限を決めるのが現実的です!

前田裕二さん「自己分析1000問」のコツ・その3=無理のない計画】

私のモットーは「がんばらないこと」(笑)

20問ほど書いてみたところで,「急げば,1問あたり2分程度」というメドが立ちました。

 

したがって,忙しい平日は1日10問=20分,余裕がある土日は1日30問=1時間くらいできる。

 

1週間で110問,1ヶ月(5週間)で550問,多少の遅れが出ても2ヶ月で1000問達成できる計算が立ったのです。 

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前田裕二さん「自己分析1000問」のコツ・その4=省エネの工夫】

繰り返しになりますが,私は「がんばらない」がモットー。

なるべく省エネするため,以下の工夫をこらしています。

 

  • 質問への回答は文章にせず,キーワードのみ
  • 1問当たりの回答スペースは,5行程度
  • 1問2分を目途にタイマーで時間を測りながら,サクサク進める
  • 移動時間などのスキマ時間を活用し,3問でも5問でも「貯答」しておく
  • 質問は土日の間にまとめて書き出しておき,平日は回答に専念

 

「メモの魔力」前田裕二さんは大学時代,1つの質問につきノート見開き2ページ分,計30冊分の答えを書いたそうです。

 

しかし,時間をかけ膨大な分量を書いていては,終わりが見えません。

 

仮に,ノート見開き2ページ書くのに15分として,15分×1000問=250時間。

1日1時間,毎日取り組んで,8ヶ月少々かかります。

 

毎日1時間×8ヶ月なんて,「がんばらない」がモットーのゆるい私には無理!(笑)

実際,多くの社会人にとって,1日1時間の壁は相当高いのではないでしょうか?

 

そして,既に900問回答した経験からいうと,1問2分でも15分でも大きな差はありません。

 

じつは,私もはじめは1問あたり10分,15分かかりました。

しかし,200問,300問と回答を重ねるにつれ,「抽象化」「転用」の内容が似通って,短時間で書けるようになりました。

 

つまり,手を抜くわけではなく,次第に似通ってくる「抽象化」「転用」の内容こそ,ゆるぎない自身の価値観=コンパス。

 

同じような質問が角度を変えて繰り返し出てくるので,1問1問に時間をかけすぎず,「次,次!」とリズムよく進め,着々とゴールへ向けて進んでいる達成感を実感すること。

 

これこそが,継続のカギになると思います!

前田裕二さん「自己分析1000問」のコツ・その5=テンションを上げる工夫】

毎日コツコツ取り組むことなので,イヤイヤではなく「さあ,やろう!」と内面からテンションが上がることが望ましい。

 

自然にテンションが上がる工夫として,私はモレスキンのノートを使うことにしました。

モレスキンは,ゴッホピカソヘミングウェイが愛用したフランス発祥の高級ノート。

 

机がない不安定な場所でも書けるハードカバーの表紙,きちっと閉じられるゴムバンド,紐のしおり,サラサラ書きやすい紙質などが,その長所として挙げられます。

 

デザイン,スペック,ブランドストーリーは申し分ありませんが,お値段3,700円(税込)!

正直,「ほとんど狂気の沙汰!」「こんな高いノート誰が買うねん!」と思いました(苦笑)

 

NewsPicks情報によれば,前田裕二さんもモレスキンを使っているそうです。

ロフトへ行ったところ,私の大好きなエメラルドグリーンがあり,一目ぼれ(笑)

 

「自己分析1000問は,モレスキンを使うにふさわしい値打ちがある!」「話のネタになるし,飲み会を1回我慢すればよし!」と思いきって購入。

 

実際に使った感想としては,大変高いレベルで所有欲を満たしてくれ,「さあ,1000問をやろう!」と意欲が湧いてくるので,良い買い物だったと思います。

 

1冊目は横罫線のエメラルドグリーン,2冊目は方眼のブラックを愛用しています。

 

あ,自然にテンションが上がる工夫であれば,たとえばお気に入りのカフェで書くとか,何でもいいと思います! 

 

<参考>

はじめは,「エクセル表を作成して,パソコンで打った方が速いのでは?」と考えましたが,手書きノートにしてよかったと思います。

 

理由は,手書きノートの方が余白スペースを埋めようと脳の自由な発想が広がりやすく,キーワード同士の関係性を線などでアナログに表現しやすいから。

 

質問に対する回答を定型的なフォーマットに入力すると,キッチリした一問一答的な作業になりすぎて,広がりや柔らかさに欠ける気がします。

 

また,ポイントがわかるよう,キーワードに赤や青で丸をつけたり下線を引いたりする場合も,手書きノートの方が直感的にサッとできて,パッと目立ちます。

 

誰に見せるものでもなく,自分が読んで理解できればいいので,手書きで汚くていいんです!(笑)

前田裕二さん「自己分析1000問」のコツ・まとめ】

「メモの魔力」前田祐二さんのように,人並み外れた圧倒的努力ができる人でないと到底達成できないのでは?と思えた自己分析1000問。

 

しかし,このように作業をこまかく分解して,様々なコツ,工夫を積み重れば,「何となく達成できそう!」と思えるのではないでしょうか?

 

自己分析1000問に興味はあるけれども,なかなか踏み出せない,あるいはコツや工夫をつかみかねて挫折している人のヒントになれば幸いです!

 

無事,自己分析1000問を達成したあかつきには,私がどのような根本的な価値観=コンパスが得られたのか,あらためて紹介したいと思います!

 

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