結婚式場の選び方

 

かれこれ10年以上前になりますが,私は2月に結婚しました。

 

結婚式は春や秋の過ごしやすい季節が多いと思いますが,ちょうど結婚式の夜にたいそうな雪が降り,あまり雪になじみのない関西,四国,九州の友人たちが「おおっ,さすが東北!」と喜んでくれたことは良い思い出です。

 

【目次】

【結婚式場選びスタート】

桜の咲く季節にプロポーズを受けてもらった後,4月下旬頃から結婚式場探しを始めました。

ゼクシィなどの結婚情報誌を元に,週末ごとにせっせと10ヶ所以上の式場めぐりをしました。

【時期の決定】

ジューンブライドで人気の直近6月は,準備が間に合わない。

78月も準備が厳しいし,暑いので避けたい。

911月はハイシーズンで,かなり埋まっている。

121月は年末年始でバタバタ,34月は年度末年度初めでやはりバタバタ。

 

翌年5月以降も考えましたが,妻も私も異動する可能性が高い。

新しい職場ではスケジュールが読めないし,今お世話になっている職場の人たちを呼びたいと思い,隙間の2月に決定しました。

 

2月はどこの式場も余裕があり,何かと融通が利くので狙い目だと思います。

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【式場の選定基準】

たくさんある結婚式場の中から,どうやって選ぶか?

 

多くの友人の結婚式に参加してきた経験上,妻も私も「参加してくれた人に喜んでほしい」「食事がおいしいところが一番!」という意見で一致。

花より団子な2人(笑)

 

それから,様々な式場の試食会をチェック。

いくつかの式場が無料試食会を開催しており,34ヶ所ほど参加しました。

 

もちろん予算も大切。

ただ,ご祝儀でだいたい収支はトントンになると聞いていたので,安さだけでは選ばないようにしました。

【絞り込み】

料理のおいしさ,料金,雰囲気で絞り込んでいったところ,残ったのはA〜Cの3会場。

 

A会場は,友人の結婚式に呼ばれたこともあり安心かつ好印象だったのですが,友人とかぶる感じがなんとなくイヤ。

また,担当の男性がひどく疲れている様子で,足や腰をトントン手で叩いている姿が妙にマイナス印象となりました(笑)

 

B会場は,3候補の中でもっともハイクオリティ感があり,そのぶん価格も少々高い。

打合せ後,担当の女性は,妻と私の姿か完全に見えなくなるまで,距離にして50m,時間にして30秒ほどずっと頭を下げて見送りをしてくれ,サービスの質の高さも実感できました。

 

しかし,想定予算を少々オーバーしていたので,「少しだけ,気持ちだけでも安くなりませんか?」と相談したところ,毅然とした態度で「当ホテルでは最高のサービスを提供します。申し訳ありませんが,料金の相談には応じかねます」とピシャリと断られ,「理屈はわかるんだけど,ちょっとかたくなで,つめたいな」と感じました。

 

その点,C会場は上記2点を見事にクリア。

 

有名な会場なのですが,妻も私もC会場の結婚式に呼ばれたことはなかったのです。

料金の相談に対しても,「では,この部分を削る案はいかがですか?」「ちょっと,上と相談させてください」「ここの料金は無料でサービスとさせていただきます!」など,誠実かつ柔軟に対応してくれたのです。

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【最後の決め手】

B会場もC会場も,どちらも若い女性担当者でしたが,「C会場の担当者は私たちと相性が良かった」ことが大きいと思います。

 

社員教育や接遇レベルは,B会場の担当者の方が上と感じられましたが,C会場の担当者は親しく寄り添ってくれるイメージ。

 

実際,その後も打ち合わせを重ねていく中で信頼関係が築かれて友達のように親しくなり,挙式後しばらくしてから,その担当者さん,妻,私の3人でご飯を食べに行ったほどです。

【まとめ】

会場決定したのは6月頃だったでしょうか。

それから2月まで,8ヶ月ほどかけて着々と準備を進めました。

 

私は目立ちたがり屋でなく,めちゃくちゃ緊張する方ですが,多くの人たちのあたたかい善意に囲まれ,笑顔で祝ってもらえる結婚式は,ただただ楽しかったです。

ライブ会場のアーティストはこんな気持ちなのかな?など思いました。

 

「めんどうくさいから,やらなくていい」という考えの人もいますが,多くの人は一生に12度しか経験しない結婚式。

 

「結婚式なんてするんじゃなかった!」という人は聞いたことがないし(笑),夫婦の大切な原点のひとつになりうるので,1度は経験した方がいいんじゃないかなと思います(*^^*)

 

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